FC管理機能・センター機能で100店舗超の請求を処理。
仕入れ先への支払管理などの事務作業も向上しました。

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株式会社テイクユー

業態 | フードサービス、食材の卸売販売

課題 | 煩雑な店舗管理
       煩雑な経理業務

規模 | 100店舗超

エリア| 関東

貝出汁や鶏白湯が人気のラーメン業態を運営する株式会社テイクユー。

直営21店舗のほか、ロイヤリティなしでFC加盟店が屋号とメニューを自由に決められるステルスFC事業を進め、国内加盟店130店舗、海外20店舗(2023年5月現在)をプロデュースしています。代表取締役社長の大澤武氏は国内FC加盟店への商品提供や請求処理をIT管理し、経営の見える化、効率化を実現しました。

  • 💡ここがポイント!


  • FC加盟店100店舗超の請求をシステムで一括処理

  • 仕入れ先との仕入れや支払いなどの事務作業もスピードアップ

  • インフォマートのシステムはシェアが高く、仕入先に勧めやすい

ー知り合いの業務委託からはじまったFC展開

2012年に「麺屋 武一」1号店を出店されました。

 

 

代表取締役社長 大澤 武 氏(以下同):もともと電機メーカーで会社員として働く傍ら、副業としてラーメン店などの経営を約10年経験しました。2011年に会社を退職して、翌年に「麺屋 武一」を出店しています。鶏白湯ラーメンが人気になり、お店はすぐに軌道に乗りました。

人気店になったこともあり、知り合いの飲食店が経営に困っているという話から、業務委託という形でラーメン店を3店舗ほど出店したのです。それがFCの始まりといえます。

 

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株式会社テイクユー
代表取締役社長 大澤 武 氏

―御社はFC加盟店が店名もメニューも決められるステルスFCを採用されています。

知り合いの業務委託で始めた頃から、ステルスFCでの展開でした。というのも、会社員時代に有名ラーメン店のFCに加盟して出店していたのですが、時代とともにどうしても陳腐化してしまい、ラーメンマニアのお客様からの評価が下がってしまったのです。

ラーメン店の経営にとって、ラーメンマニアのお客様はとても大切です。彼らがグルメサイトやSNSなどで付ける点数やコメントなどの口コミ評価が、加盟していたFC本部のメニュー開発が鈍るとともに下がってしまったのです。自店舗でオリジナルのラーメンを作っても、お客様の評価は「チェーン店にしては美味しい」という程度で、点数にはつながりませんでした。

その後、会社員を辞めて独立し、FC店だった店をオリジナル店として新規オープンしたところ、グルメサイトの点数はぐんぐん上がりました。この経験から、ラーメン業態でFC展開するなら同一ブランドのチェーンではなく、メニュー提供のみのステルスFCとして展開するほうががいいと思ったのです。

それに、ステルスFCは口コミ評価だけでなく話題にもされやすいです。私が一番大事にしている口コミは、地域で働いている方や近所にお住まいの方が、職場や家庭で話題にするかどうかです。チェーン店では、どうしても話題性が弱くなります。一方、個店として認識されるステルスFCは、口コミとして広がりやすいのです。

またチェーン店では、ある店舗で食中毒や火災などの事故やトラブル、お客様のいたずらなどがあった際にブランド全体に影響が出るのに対し、ステルスFCの場合はそういった影響は受けにくいというメリットもあります。

さらに、FCオーナーさんの独自メニューなどオリジナリティを出しやすい点もありますし、1人のFCオーナーさんが同じ県内で複数店舗を出店したいという際、当社では貝出汁や鶏白湯、煮干し、担々麺、豚骨、ご当地ラーメンなど選択肢を多くご提供できるので、バッティングすることがありません。

―FCのロイヤリティもゼロですね。

当社では、フリーネームの加盟店からロイヤリティをいただいていません。というのも、同じチェーン店の看板を掲げてロイヤリティをいただく場合、売上に関わらず品質維持のためにSVが相応のフォローをする必要があります。他社のFC本部の中には、ロイヤリティを受け取っても期待するほどのフォローがない企業もあります。

逆にロイヤリティをいただかずにフォローしたり加盟店へ伺ったりすると、FCオーナーさんから感謝されるほどです。もちろん当社でもフォローはしていますし、お店にも伺います。

ー受発注システムの機能で、FC運営が効率的に

創業当初は、加盟店への請求はすべて手計算で行なっていました。店舗ごとに仕入れ金額をまとめて請求書を発行していましたが、店舗が増えるにつれてとても処理できないと判断しインフォマートの『BtoBプラットフォーム 受発注』を導入しました。

オプション機能の『FC管理機能』と『センター機能』で、加盟店への販売・請求管理をしています。この機能で加盟店ごと、FCオーナーごとに金額をまとめられます。また、当社と仕入れ先との仕入・支払管理などの事務作業もスピードアップしましたし、ミスが減りました。今では仕入れ先から加盟店さんまでの請求処理を、システムの請求書ボタンを押すだけでワンストップでできるようになっています。

インフォマートの強みは何より、飲食業界での圧倒的なシェアだと思います。以前使用していたシステムでは、仕入れ先に対して新たに導入してもらう必要がありましたが、インフォマートであれば、ほとんどの仕入れ先がすでに導入済みです。そのため、すでに持っているログインコードのままで、当社と取引を始められます。仮にインフォマートを導入していなかった場合には、「業務効率が上がりますし、今後確実に必要になると思うので」とお話できるので導入してもらいやすいです。

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