素材で喜ばれるカニ料理の品質を保つため、
原価・アレルギー管理はシステム活用が欠かせません。

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株式会社かに道楽

業態 | かに料理専門レストランの経営

課題 | 煩雑な店舗管理
     煩雑な経理業務

規模 | 20-49店舗

エリア| 関西

動く巨大なカニ看板でお馴染みの、かに道楽様。大阪の道頓堀本店は地域のシンボルとして半世紀以上も親しまれ、近年では訪日外国人客の撮影スポットとしても人気です。
ニーズが高まるハラールやアレルギーへの対応、そして高級食材カニの原価管理に、システム活用は必須とのこと。
株式会社かに道楽の食品部次長に、カニ料理の品質を保つ取り組みについて伺いました。

  • 💡ここがポイント!


  • ・食材の原価計算が月初3日ででき、月次の支払総額が早期に確定

  • ・アレルギー・ハラールの問い合わせに、情報提供で対応

  • ・仕入れ情報を本部が一括管理して、効率的に食の安全を守る

取引先への支払は創業以来、月末締め・翌15日払い

―翌月15日の支払いは、飲食業界の取引では異例の早さではないでしょうか?

 

 

次長:新規のお取引先には驚かれることもありますね。我々にとってはあたり前で、創業時から、取引先は運命共同体であり、『利益折半の精神』が社是です。たとえば翌月末日払いでは、入金を1ヶ月お待たせしてしまいます。一度に動く金額も大きいですし、取引先の立場で考えれば、早くお支払いするほうが次の良い取引につながる、という考えなのです。

 

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食品部 次長

伝票集計に関しては、私が店長を務めていた2009年に食材の発注に『BtoBプラットフォーム 受発注』が導入されたことで、圧倒的に楽になりました。それまでは月末に請求書を紙でもらい、電卓をたたいて計算していたので、早くても1週間、通常10日以上かかっていたのです。
それがすべての取引データがシステム上に蓄積されているので、月末締めの2、3日後には数字が確定します。1週間、10日単位でカニだけとか、主要商品だけの原価率を出すのも、手計算とは比べ物にならないほど簡単です。原価管理も支払管理もパッとできるので、店舗は非常に助かっています。

 

―規格書をシステムで管理し、ハラールやアレルギーに対応

以前はお問い合わせは店舗任せ、あるいは必要があれば本部の食品研究室で対応していました。
しかし店舗では商品の原材料表示を頼りにお答えするしかなく、どうしても限界があります。

また、本店は海外からのお客様が多く、ハラールに関するお問い合わせも増えてきました。ハラールも厳密に対応しようとするとハードルが高いのですが、たとえば禁忌であるアルコールを調理過程で使っていなければOKとするお客様もいらっしゃいます。
そこで2017年に商品規格書(※)情報を回収するシステム『BtoBプラットフォーム 規格書』を導入して、本部の食品部で一括管理をするようにしました。
(※)商品規格書:食品のアレルギーや原料産地などの情報をまとめた仕様書。

『BtoBプラットフォーム 規格書』をお使いの取引先は多く、クリックひとつで情報を集めることができて大変便利です。全国各地にある41店舗で扱う食材の情報すべてとなると膨大な量ですので、システムがなければ正確な管理は難しいでしょう。

かに道楽にとっては、お客様にカニの美味しさを知り、喜んでいただくことが生命線です。そのためにも、いかに高品質のカニを選び、どう調理してお出しするか、さらなる追求を続けていきたいと思っています。

 

お問い合わせ

受発注システムの詳細に関して、申し込みに関してご不明な点等ございましたら、
下記フォームよりご連絡ください。

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