「俺の」業態全店舗で受発注システムを導入 
発注の7割をデジタル化し、業務を見える化できました

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俺の株式会社

業態 | 飲食店経営

課題 | 仕入れ原価の管理
        煩雑な経理業務

規模 | 20-49店舗

エリア| 関東

「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」など「俺の」系飲食店業態を運営する「俺の株式会社」。同社では、前身の会社だった時代の2010年から『BtoBプラットフォーム 受発注』、2015年には『BtoBプラットフォーム 請求書』を導入するなど、積極的に業務の効率化に取り組まれています。2023年6月には、一部レシピの統一化と原価管理を徹底するため、『メニューPlus』も導入。

「俺の」業態を拡大するための積極的なDXにはどのような背景があるのか。営業本部、管理本部の担当者にお話を伺いました。

  • 💡ここがポイント!


  • 受発注システムで発注の7割をデジタル化し、経理業務を削減

  • ・『メニューPlus』でレシピを動画共有し調理クオリティを統一化

  • ・請求書システムでインボイス制度・改正電子帳簿保存法の対応を推進

ー社内の売買取引のシステム化で生まれた思わぬ効果

―コロナを機に業務改善に取り組んだそうですね

 

 

管理本部 財務経理部長 井上 文博 氏(以下、井上氏):業務改善は取り組まざるを得ませんでした。新規事業の展開を進めるうちに、外販やデリバリーにおける業務が渋滞を引き起こしていたのです。

特に経理業務が非常に煩雑になり、それまでの人員では業務が回らなくなりました。ECや外販ではよくあることですが、売掛がいくつも重なり、管理しきれなくなったことも原因だったと思います。

効率化を図ろうにも、当時はリソースが足りませんでした。そこで以前から付き合いのあるインフォマートさんに相談したところ、まずはいま導入している『BtoBプラットフォーム 受発注』のシステムに業務を集約していきましょうとアドバイスされたのです。

 

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俺の株式会社
財務経理部長 井上 文博 氏

―『BtoBプラットフォーム 受発注』の効果はいかがでしょうか。

管理本部 財務経理グループ 瀬川 真紀 氏(以下、瀬川氏)
発注先の取引先様でも『BtoBプラットフォーム受発注』を導入されておりますので、現在は全体の7割ほどの発注をデジタル化できています。残りの3割程度は未導入となり、大半が小規模な取引先様となっています。あらためて導入をすすめてくれるよう取引先様にアプローチしているところです。なんといっても、店舗とセントラルキッチン間でのやり取りが見える化できている点が最大のメリットだと思います。

篠﨑氏:
店舗のスタッフからも「時間が短縮できて、これは使える」と好評でした。これからも引き続きいろいろと改善していけそうだ、という実感を持っています。スタッフによってはシステムを使い慣れていないというケースもありますが、今後は店舗への浸透度を上げていこうと思っています。

井上氏:
『BtoBプラットフォーム 受発注』自体の操作画面が分かりやすく扱いやすいです。新人のスタッフが入った際には、オプションの棚卸機能を使って実際に画面を一緒に見ながら棚卸業務を進めていきますが、教えるのではなく最初から一緒にやっていくという感じで覚えられます。このときも見える化のおかげで、どこが間違っているのかすぐに判明します。
それに当社では原価率を特に重要視しているため、それがブレないようにしながら、お客様にコスパを感じてもらえるように工夫をしています。だからこそ原価率のパーセンテージを意識して、棚卸をしたうえで原価計算もする必要があります。

瀬川氏:
複数でチェックしながらできますから、意識を共有しつつ、間違いも減らしていけるため効果的に使っています。また、操作の面や使い方で疑問があっても、インフォマートさんのサポート体制がしっかりしているのでとても助かっています。

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