全国にある店舗の発注作業をデジタル化し本部で一元管理。
棚卸時間も劇的に削減しました。

株式会社Key table
業態 | 居酒屋など飲食店
課題 | 非効率な発注業務(電話・FAX)
煩雑な経理業務
規模 | 20店舗
エリア| 関東
株式会社Key tableは、福岡県博多市を中心として全国で「炭火野菜巻き串と餃子 博多うずまき」「博多焼肉八十八〜YASOHACHI~」「焼売酒場つつみ」などの飲食店、計18店舗を経営している。
2018年に創業したベンチャー企業でありながら徹底した市場分析で売上を伸ばし続け、昨年は新たに8店舗を立ち上げた。コロナ禍でも快進撃を続ける背景には、商品発注や仕入れ報告、棚卸作業のシステム化などITを駆使した業務効率化がある。今回は、同社 店舗開発購買部長の西山京兵氏に、システム導入の経緯や経営への効果を伺った。
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💡ここがポイント!
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・請求管理や各店舗の日次報告をデジタル化し、本部で必要な時にデータ化
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・フォーマット作成から全て手入力していた棚卸時間をシステム化で大幅削減
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・毎月誤差があった原価管理をデジタル化し、本部で一元管理
ー発注システムの導入で本部による数字のチェック体制を整備
―経営規模が拡大していくなかで、顕著になった課題はありますか。
株式会社 Key table 店舗開発購買部長 西山京兵 氏(以下、西山氏):店舗が増えてくると、各エリアで発注・仕入れの業者さんやメーカーがバラバラになり、調味料などの細かな違いで味がぶれてしまうという課題が出てきました。また、その日の仕入れ額は現場が請求納品書を見ながらパソコンに打ち込むのですが、手作業ですからミスも発生します。当時は請求書を本部の経理担当が1人で管理していたため、チェック体制にも限界を感じていました。
そんな時に、以前勤めていた飲食店でインフォマートの『BtoBプラットフォーム 受発注』を使っていたことを思い出し、当社でも導入することにしたのです。

店舗開発購買部長
西山 京兵 氏
―導入の効果はいかがですか?
西山氏:半年間使ってみて、大きな効果を実感しています。導入前は現場の人間が数字をチェックしていましたが、今は本部に1人、管理担当の社員を置いてしっかり一元管理ができるようになりました。本部から各エリアマネージャーやブロック長に情報が共有されるので、チェックもしやすいです。
また発注管理だけでなく、棚卸機能も活用しています。これまではExcelで2~3時間かけて棚卸のフォーマットを作成し、すべての商品名と価格を入力していたのですが、システム化で作業時間が大幅に短縮されました。そのため新店をオープンする際の作業が楽になり、マネージャー層が本部のデータをすぐ閲覧できるため「今月は在庫が多い」などのチェックがしやすくなったのは大きな効果です。
今までは単価の管理も店舗任せで毎月ブレがあったのですが、システム化したことによってきちんと管理できるようになりました。これまではLINEでグループに共有し、そこからさらに上に報告する流れだったものが、報告作業までシステム上でできる点でも効率化されたと思います。
ー業務効率化のため、システム化を積極的に進めたい
―BtoBプラットフォーム受発注の導入に対する社内の反応はいかがでしたか。
西山氏:これまでも『BtoBプラットフォーム受発注ライト』の発注機能を使って仕入れ先の業者さんとやり取りをすることもあったので、抵抗はあまりありませんでした。また『BtoBプラットフォーム 受発注』と『BtoBプラットフォーム受発注ライト』はページレイアウトがほぼ同じこともあり、戸惑うことなくスムーズに導入できたと思います。インフォマートの導入説明会を聞くだけでほとんど理解できました。
また弊社は若いスタッフが多いため、IT化に対するハードルがそれほど高くないのもプラスだったと思います。
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